赤坂の夏の風物詩として始まった盆踊りは今年で45回目となります。 最初は、浄土寺の敷地内にあった幼稚園の保護者が行っていたものが、廃園後、赤坂一ツ木町会がホスト役となり行われています。今では、赤坂地区の町会・自治会・商店会などが合同で行っており、地区を挙げての夏のイベントとなっています。
地域密着、地域貢献を経営理念に掲げている当社としても、毎年、微力ながら協賛をさせて頂いております。
お祭りは二日間に渡って開催され、主に地域に居住しているご家族が参加されておりました。境内の中央に組まれた「やぐら」から鳴り響く太鼓の音はとても迫力があり、お子さんからお年寄りまで、様々な人が踊りを楽しんでいました。港区赤坂の周辺には、大使館が多数あることから、外国人のご家族も数多く参加されていました。また、浄土寺は、周囲を住居、商業ビル、高層ビルに囲われているので、それらの近代的な建物と赤提灯とのコントラストがとても印象的でした。
現代の赤坂の町は、TBSなど数多くの大企業がひしめいており、私も含めて、多くの人にとっては「働く」ための場所なのだと思いますが、浄土寺の盆踊り大会へ参加することで、そこには「住む」人たちがいることを想い起こさせてくれます。
これからも、絶えることなく続いていって欲しいと切に願います。
赤坂支店 小松 和寛