2019年6月11日

『新宿』という地名の由来

皆さん、『新宿』という地名の由来についてご存知ですか?
私も新宿に異動し早や四年を過ぎようとしていますが、疑問にすら感じませんでした。

その『新宿』という地名ですが、江戸時代初期に甲州街道の起点である日本橋から最初の宿場町の高井戸までの距離が長く、旅人が難渋しているのをみた名主高橋喜六らの願い出により幕府がその中間にあたる場所に宿場町の設置を許可し、信濃高遠藩のお殿様である内藤家が幕府に返上した土地に設置が認められた為、『内藤』と新しい宿場町で『内藤新宿』と呼ばれたのが始まりです。そして後に『内藤』が抜け『新宿』だけで呼ばれるようになりました。

新宿の地名の元になった『内藤新宿』の宿場町ですが、現在の新宿一丁目、二丁目、三丁目の場所にあたります。そして、新宿御苑は内藤家の下屋敷の土地にあたり、現在も新宿区内藤町11番地と昔の名残が住所に残っています。
高遠藩内藤家のお殿様が今の新宿を見たらビックリするだろうなと想像しブログを書いている私でした。

新宿支店 谷尻

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